道標の標

ネット記事で知ってからしばらくはなんだなんだどうなるんだとぽわぽわしていた標への道。それぞれがどのドラマに出るのかわかって、どうやら龍我くんは公式HPのトップに載っているいて座のA型BOYの主演をやるそうで、どうやら恋愛ものだそうで。ちょうどananだったか何かに載っていたのが演技のお仕事に挑戦したい!平野くんがかっこよかったから恋愛ものをやってみたい!ってすごくキラキラした目で言ったんだろうなっていうのが容易に想像できるテキストで。やば!爆速で夢叶える龍我くんやば!なんて言って日々を過ごしていたらあっという間に標への道の放送が始まった。龍我くんの夢がこんなにも早く1つ叶うなんて。標への道出演にあたってテレビ誌で他のJr.の子たちと一緒に取り上げられていたのだけどそこでのコメントが、まあ、さながら龍我節発揮(?)という感じでポワポワしていてセリフたどたどしいかもとか言っていたのでちょっとだけ不安を抱えつつ、心臓ばくばくでテレビの前に正座してた。いて座のA型BOYが始まった。龍我くんが画面に映って、自担だからとかそんなの関係なく、パッとわたしの家のなんてことないテレビの画面が一瞬にしてキラキラ輝いて見えた。わたしには龍我くんが本当に輝いて見える。これは比喩でもなんでもなくて本当の話だ。ドラマの中の龍我くんは、わたしがいつものアイドル龍我くんと同じみたいな輝きをまとっていた。なんてことを考えてたけどドラマはまだ続いていて「え、この内容…。深夜とはいえ2018年の地上放送でやって大丈夫なの?」なんて頭の片隅では思いつつ、でももうわたしの頭の中は「龍我くんが標役になるな」っていう確信みたいな期待でいっぱいだった。セリフは本人が言ってたみたいにたどたどしいところもあるんだけど、でも絶対にそうだって思えた。だから、起こりうる可能性のある事象の一つとして龍我くんが標に選ばれなかった場合~というのも挙げはするけど、でもほんとうに謎の自信でいっぱいだった。ただのオタクなのにおかしいね。標が歩く姿が公開されても、今回は役に選ばれなかった人たちの「はい」が公開されても、「やっぱ標は龍我くんじゃん!」としか思えなかった。正式に標役が発表されるまでの2週間はやっぱりちょっとはドキドキしつつも楽しみの気持ちが勝っていて、希望と心地よいドキドキでいっぱいだった。この精一杯夢を見せてくれるという点において、龍我くんは本当にアイドルだなと思った。だってわたしが思うアイドル像にぴったりだったんだもん。この時間は宝物の1つになった。

 

ゼロの初回放送、標が歩いてきた、顔が映った。龍我くんだった。涙が出そうなくらい嬉しかった。ほっとした。あまり長くはなかったけどセリフがあった。これから毎週見られるであろう標くんに対する期待に胸が膨らんだ。一方で「標への道」ってTwitterの検索窓に打ったら「出来レース」ってサジェストされるのがどうしようもなく悲しかった。でもわたしが龍我くんのことを信じなくてどうするのと思って、わたしは龍我くんのことが一番大好きで応援したくて応援しているのだから、できれば嬉しい気持ちワクワクした気持ちを大事にしたいなと思った。次の日にはPONに出演することにもなって、ゼロスタには龍我くんがいた。意気込みを聞かれた龍我くんの発した「8人の思いもあるので」って聞いたとき、蓋をしていた私のモヤモヤしていた気持ちが少し救われた。”自分の”役への意気込みだけじゃなくて、周りの子の気持ちも掬い上げてくれるなんて。龍我くんは蜘蛛の糸を優しくそっと引き上げてくれる。好きすぎてついついしがみついていた細い細い私の糸を優しく引っ張ってくれて。その一言だけで少なくとも私の気持ちは救われた。わからないけど、同じように救われた人たち、他にもいると思う。標への道最終回龍我くんの涙を見た。この気持ちはまだちゃんと書けないや~。でも龍我くんを好きでいるだけでこんなにも毎日これまで知らなかった気持ちを知ることができる。心があったかい好きの気持ちで満たされる。少なくとも、私は「いつでも君の味方だよ」

 

 これは7/17に書いて下書きに入れたままだったはてなブログ(を少し加筆修正したもの)笑

 

 

龍我くん、初出演連ドラ「ゼロ 一獲千金ゲーム」お疲れさまでした!

わたしがTwitterでフォローしている人は多くはないけれどそれでも何人もの人がドラマを見ていたので、統計的には1億人ぐらいが龍我くんの演技を見ていたことになります(ガバガバ理論)

 はじめはもしかしたらあまりセリフがない役で見せ場とかもあまりないかもしれないと思った。標という役は圧倒的なカリスマ性を持っていてその存在だけで成り立ってしまうような人だと思ったから、最後までどこか無機質で(いい意味で)血が通ってなさそうなクールな標なのかなと思っていた。でも回が進むにつれて標くんの人間らしさ、年齢相応のピュアさも表れてきて、標くんがただゼロのライバル的立ち位置というだけでなくどんどんキャラクターとしての深さを感じられるようになってきた気がしていた。でもその時に気付いたんだけど、わたしはいま標くんのことを考えていたのであって龍我くんとして見ていたわけではなかった。だからその、龍我くんが演じている標くんを、顔や声やスタイルがいいところとかは龍我くんとまるで同じなんだけど、ちゃんと標というキャラクターとしてみていた。ドラマを見ているのだから当たり前なのかもしれないけど、いつだって自担のことしか見れないわたしにとっては地球がひっくり返るほどの衝撃だった。そういう風に思えたのは龍我くんの演技によるものだから、初めてなのにすごいなあって思った。

 そう思っていたらゼロ9話の放送後とか、みんな、龍我くんの演技が良かった!とか、ネット記事で褒められていたりして、ゼロが始まってすぐに感じていた悲しい気持ちがもう全部消えた。だって、本当にたくさんの人が、龍我くんのことを知らなかった人も龍我くんのことを評価してくれていて、関係ないのにわたしもすごく嬉しかった。モンペなので、普段だったら絶対に検索して引っかかる可能性のある場所でマイナスになりそうなことを書かないのですが、今となっては笑い話にできるくらいの気持ちなのでこのブログで当時の悲しかった気持ちも書いているわけなんですけど。

 

ゼロの撮影が終わった後にあったであろう龍我くんのインタビュー記事は、標への道の時に比べて受け答えもはるかにしっかりしたように感じられて、龍我くんのこの夏の成長を物語っていると思うので宝物にしたいと思う。インタビューは、撮影期間中は家でも現場でも本当に頑張ったんだろうなと感じられる内容で、他のお仕事もしながらどこにそんな時間があったんだって思う。*1ドル誌の近況とかでそのことを言っても良さそうなものだけど、実際には宿題やテストが大変とか、ロールアイスの動画を見た!みたいなほのぼのしたことを話していて、今読み返してみて改めて龍我くんだな〜と思う。

自分勝手で傲慢なオタクなので、大好きで応援しているはずなのにいつだって勝手に悲しくなったり悔しい思いをしたりしてしまう。でも、そんな気持ちとは関係なく、龍我くんはひたむきに努力して、最高に素敵なものを見せてくれるし笑顔や優しい言葉で癒してくれるから、だからいつも、龍我くんのことを信じて、龍我くんがこちらに見せてくれるものを受けて笑って楽しく応援できたらいいなと思っている。

 

わたしにとっては、標を演じていた龍我くんが道標だ。

 

*1:もしかしたら龍我くんの1日は48時間なのかもしれないとも思う。